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毒におかされた隊長は解毒のため部下に抱かれる
第10章 解毒⑥
 少し硬くなった舌で、小さな尖りを転がされるたび、乱れた呼吸が止まり、自由に息をすることが出来ない。

 身体の芯から衝撃が走るような刺激に、リースは激しく乱れながら、身体を腰を浮かせて痙攣した。全ての感覚がそこに集中しているかのように、何も感じられなくなる。

 レフは舐めるのを止めると、自分の唾液と蜜で混じり合ったそこを愛おしそうに指で触れた。ゆっくりと割れ目の下を探り、愛液を湧き立たせる蜜穴に到達する。

 柔らかくも、全てを飲み込もうと貪欲に待つ穴に欲情が滾る。この穴に、自身を突き立て激しく掻き回す事を想像すると、さらなる熱が下腹部に堪った。

「舐めても止まらないので……、ここを蓋しますね?」

「ふた……? なにを言……、あっ……」

 愛液を垂らしながらも、きつく締まった蜜穴に何かが侵入した。それを拒むようにナカの肉壁が、侵入者を強く締め付ける。

 しかしそれは、ゆっくりではあるが狭い道を押し広げ、すぶりと容赦なく奥へと進んで行った。

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