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毒におかされた隊長は解毒のため部下に抱かれる
第15章 想い②
 月明りの中、ランタンの小さな光が揺れる。

 その光に照らされながら、リースは腰あたりまで水に浸かっていた。周囲は大きな岩で囲まれており、水流の音だけが響き渡っている。

 流れはきつくないが、水はとても冷たい。

 それでも彼女が川に身を浸すことが出来たのは、高揚する心と火照る身体のせいだろう。

 心もとない光に照らされた水面を見つめながら、先ほどまで体液に塗れていた身体が、水で清められていくのを感じていた。

(ぜんぶ……流れていく)

 身体の穢れだけでなく、レフとの繋がりまで流されていくような喪失感がリースの心を満たす。

 その理由は、分かっていた。

 リースが目覚め謝った時、レフはただ一言、いいえと答えただけだった。

 それが、彼女の心に酷く引っかかっていたのだ。

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