• テキストサイズ
あの時、あのBARで
第4章  BAR・エロス

 重い扉を押し開けながら、恐る恐る店内をのぞき込む若い女性に、
余裕の笑みを浮かべながらあの時の自分の姿を思い出した。
 私も・・
あの時、初めてエロスの扉を開けた時、
きっと彼女のような表情を浮かべていたに違いない。
「いらっしゃいませ、エロスへようこそ。さ、どうぞこちらへ」
妖艶さに欠ける私にできるのは、
初めてであろう客の不安と緊張を最小限にまでおさえるための陽気な笑顔をむけることだ。
「どうぞ、お気軽に。私も初めての時はお客様のように緊張しましたよ。
 もうガッチガチで。
 とくに、あのバーテンのあまりのイケメンぶりにもう口が開きっぱなしで」
そこまで言うと女性客は、軽やかな声を上げて笑い出した。私もつられて笑い出す。
その様子を窺っていた話題の人物が近づいてきた。

/29ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ