• テキストサイズ
あの時、あのBARで
第4章  BAR・エロス
 「あの、聞いてもいいですか?」
初めての女性客が、上目遣いのかわいらしい目を私に向けた。
「はい、なんでしょう?答えられることならなんでもお答えしますよ」
「さっきママさんも、初めての時は緊張したって言ってましたけど・・
 ママさんもここで相手を見つけたんですか?その、あっちの」
 言った後で恥ずかしそうに下を向いた彼女は、
ここがどういうバーなのか承知しているようだ。
「お客様は、お分かりの上でお越しくださったんですね?
 はい、私もそのつもりでこの店の重い扉を引きました」

 懐かしい、片手では重くて引けなかった扉。
店の中はカウンターが二本並び、
間に立っているバーテンがイケメンすぎる事に驚いた、あの時。

 記憶の糸をたどるように、私は彼女に語った。
3人の異なるタイプのオトコを相手にした事、その時に見たそれぞれのドラマ、そして
オーナーママに誘われて、というよりバーテンの推薦でここの雇われママになった事を。


/29ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ