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BAR・エロスは今も・・
第3章 修のネゴシエイト
ありがちな理由が思い浮かんでいた。
店の常連、ママが以前働いていた店の常連、バーテンも同じく。
飲み屋繋がりくらいしか想像しなかったが、まさか職場の同僚だったとは。
女は、どんな職種だったのかと更なる興味が湧いてきたが、
今のご時世個人情報だと言って必要以上の事は答えないだろうし、
なにより今夜の目的がまずは最優先なのだと自分に言い聞かせて
余計な詮索をぐっと飲みこんだ。
「いろんな縁があるものね・・ああ、まずは私の誘いを受けてくださってありがとう」
女がワイングラスを掲げたので、修も慌ててグラスを掲げ合わせようとしたのだが、
女はさっさと口に運び、赤ワインを喉に流し込んだ。
修も、一人宙にグラスを掲げてから口に含む。
今まで飲んだワインの中でも滑らかさが突出している。
いつも飲む赤ワインは安い割には美味しい、といった類のものだが、
これは違うと、味へのこだわりが薄い修にも理解できた良質のワインだった。
店の常連、ママが以前働いていた店の常連、バーテンも同じく。
飲み屋繋がりくらいしか想像しなかったが、まさか職場の同僚だったとは。
女は、どんな職種だったのかと更なる興味が湧いてきたが、
今のご時世個人情報だと言って必要以上の事は答えないだろうし、
なにより今夜の目的がまずは最優先なのだと自分に言い聞かせて
余計な詮索をぐっと飲みこんだ。
「いろんな縁があるものね・・ああ、まずは私の誘いを受けてくださってありがとう」
女がワイングラスを掲げたので、修も慌ててグラスを掲げ合わせようとしたのだが、
女はさっさと口に運び、赤ワインを喉に流し込んだ。
修も、一人宙にグラスを掲げてから口に含む。
今まで飲んだワインの中でも滑らかさが突出している。
いつも飲む赤ワインは安い割には美味しい、といった類のものだが、
これは違うと、味へのこだわりが薄い修にも理解できた良質のワインだった。