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恋花火-Akane-
第3章 必死だったんだ
その日


私たちはキスをした。


私は、ファーストキスだった。


紗羅ちゃんとは、おっぱいを舐めあっただけで


キスとかそんなこと


したことがなかった。











それ以来、たまにだけどカンナとキスをした。


それは本当に気まぐれに


誰もいない教室でしたこともあったし


どっちかの部屋でしたこともあった。






このキスにはどんな意味があるのかな


考えたりもしたけど


そんなことどうでもいいようにも思えた。


カンナはわからないけれど


私にとっては幸せでしかないこの口付けの時間を


大切にしたいと思った。
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