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恋花火-Akane-
第4章 もしかしたら、嘘
翌日
いつも通りカンナにおはようって言ったら
おはようって笑顔で言われた。
だけど何かがいつもと違う気がした。
何かはわからないんだけど
違う気がした。
私がカンナを疑っているから、そう見えるだけかもしれないけれど
今までみたいに、グイグイ行けない。
嫌われたくない。
嫌われるくらいなら
もうエッチなことはしなくていいから
友達としてでもいいからそばにいたい。
そう思った。
「あれ?今日はカンナと一緒にいないの?」
休み時間、自分の席でボーッとしてたら
仲良しグループの中の一人に話しかけられた。
なんて答えたらいいのかわからなくて
曖昧に笑った。
「あんたたち、レズ?ってくらい仲良いよねー」
心臓がまた、跳ねた。
母親にエッチな本がバレたときと同じドキドキ。
でもなんとか誤魔化さなきゃ…
そう思っていたら
「そんなわけないじゃん」
カンナが近くにいて、そう、言ってきた。
いつも通りカンナにおはようって言ったら
おはようって笑顔で言われた。
だけど何かがいつもと違う気がした。
何かはわからないんだけど
違う気がした。
私がカンナを疑っているから、そう見えるだけかもしれないけれど
今までみたいに、グイグイ行けない。
嫌われたくない。
嫌われるくらいなら
もうエッチなことはしなくていいから
友達としてでもいいからそばにいたい。
そう思った。
「あれ?今日はカンナと一緒にいないの?」
休み時間、自分の席でボーッとしてたら
仲良しグループの中の一人に話しかけられた。
なんて答えたらいいのかわからなくて
曖昧に笑った。
「あんたたち、レズ?ってくらい仲良いよねー」
心臓がまた、跳ねた。
母親にエッチな本がバレたときと同じドキドキ。
でもなんとか誤魔化さなきゃ…
そう思っていたら
「そんなわけないじゃん」
カンナが近くにいて、そう、言ってきた。