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恋花火-Akane-
第4章 もしかしたら、嘘
やっぱり、カンナは私よりも…


そう思ったとき


コンコン


部屋がノックされた。


母親が、飲み物を持ってきてくれた。


…これももしかしたら嘘


母親に女の子同士のエッチな本を見ていることがバレたから


様子を見に来たんだ…








そのあとは、飲み物を飲んで


カンナはすぐに帰った。








きっとカンナはまだ、スイ君のことが好きで


私とはただの好奇心か気まぐれで


私の気持ちとは違うのかも…


私は本気でカンナのことが好きだったから


その日の夜は


悲しくて苦しくて、たまらなかった。
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