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ただひたすらに
第4章 帰り道
倉庫内に飛び散った自分の愛液を
拭きとり、換気して学校を出る。
「結構時間くったなー。もう7時半か…」
学校の門を出てしばらくすると
百合の横に一台の車が停車した。
「大槻、家まで送るぞ。」
百合はニコッと笑うと助手席に
乗り込んだ。
タバコを吸いながら運転する男は
先ほどまで激しくお互いを求めていた相手だった。
「掃除してたのか?」
「まあねー。そういう所だけ真面目なもので」
「明日からは授業出ろよ。」
「ん、分かってる。目的は果たせたから♡」
男は百合の嬉しそうな顔を見て苦笑した。