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ただひたすらに
第5章 保健室の先生
「山岡せんせー、頭痛い。」

ウェーブかかった長い黒髪が
風でふわりと揺れる

「また嘘でしょ。体育の授業さぼると
後で面倒な事になるんだから行ってきなさい。」

男子生徒を追い払うと
淹れたてのコーヒーを堪能する

大人の色気と落ち着いた美しさに
保健室は連日男子生徒に大人気

窓にもたれかかりグラウンドで
生徒に指導する体育教師を見つめる

一度、彼に抱かれた事を思い出し
ソコを濡らす

逞しい腹筋に、平均以上に大きい性器
あの時以上に興奮したセックスを
いまだ体験していない。

「倉岡先生…」

あの日以来、倉岡を見ると
下着がぐっちょり濡れてしまう。

キーンコーン……

予鈴の音でハッと正気に戻る

「あれから、もう2ヶ月以上…限界」

山岡はグラウンドから校内に戻る
倉岡をジットリ目で追った
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