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新設《性教育科》
第1章 入学式

「ねぇ君何科?」

特進科の受付を探す結菜に後ろからある男子生徒が腕を掴む

「へっ!?」

目の前に突然現れた高身長イケメンに一瞬体が固まる

「と、特進科…」

「あ、マジ?同じじゃん
一緒に受付行こうよ」

「あ、うん」

「俺方向音痴でさ、これから3年間お世話になるかもね」

「そうなんだ、意外」

ナンパかと身構えていた結菜だったがただの迷子だとわかり安心した





「…どこにもないね」

10分ほど歩いても特進科の受付は見つからず、2人で迷子になっていた

「お前も方向音痴なの?」

「いや、そんなはずは…」

「あ、そーいえば俺の名前、尾崎蓮(オザキ レン)ね」

「あ、蒼結菜です」

「ん、結菜ね」

「とりあえず誰かに聞いてみよっか」

「あぁ」

本校舎の前に立っていた先生らしき人に声をかけることにした結菜




「あの、特進科に入学する予定なんですけど…」

「あ、君たち特進??
待ってたよー!
はい、このパンフレット持ってあっちの校舎の2階の教室に行って待っててね!」

「え、教室ってこの校舎じゃないんすか?」

「今年から特進だけ別校舎なのよ!
いいでしょ〜!」

「は、はぁ…」

とにかく巨乳が目立ったスーツ姿の女性に案内されて新設されたばかりの校舎へ足を踏み入れた
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