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昭和63年の夏休み(当時、中学2年生のCFNM体験)
第2章 小学校6年生の夏休み(伊藤家編)

ー 翌朝 ー
カーテンの閉まる薄暗い部屋。
(いま何時だろう?)
ビールの空き缶、つまみが散乱するテーブルが部屋の脇にあり、入れ墨のオッサンのいびきと男臭い匂い、体液の染みたテッシュぺーパーの中で目覚めた。
(あー、オバサンとオッサンは夜のウチに帰っていたのか?)
高校生カップルは、朝の散歩にでも行ったのか居なかった。
隣には、沙樹が寝ていた。
下着姿。
沙耶香は、起きていて浴衣ではなく家から持参したカワイイキャラクターのパジャマを着てトイレから出てきた。
「おはよう」
「あー。おはよう」
「いま何時?」
「午前5時半」
沙耶香は沙樹の寝相の悪さをみて
「ちょっと沙樹姉ェが寝ているあいだに話があるの。外に行こうか」
自分と沙耶香は着替えて、部屋の外に出た。
既に、山の稜線が明るくなっていた。
旅館を出て、部屋のバルコニーから見えた沢に降りてみた。
沙耶香の容姿を改めてマジマジと見ると、小学校6年生にしては背が高く中学生みたいに見える。新体操かバレエでもしているかのような細身で胸も小ぶりな身体。
それに似合うようなポニーテール。
当時は、まだ青少年育成条例も無く、児童ポルノという物が当たり前に存在していた。
普通に本屋に行けば、小中学生の女子の裸が掲載された雑誌が制限も無く販売されていた時代だ。
沙樹みたいな進んだ女子中学生とかが平気で脱いで、商業誌のグラビアになっても誰も不思議に思わない時代。
それゆえに、悪い大人に騙されないように今以上に当時の保護者は気を使っていた筈だ。
伊藤家では、母親が”あのざま”だから沙耶香としては沙樹が心配でならないという相談をされた。
伊藤家で一番、しっかりしているのは沙耶香だ。
そして「アンタ、紗綾姉ェに童貞を奪われるよ。お願いだから誘惑されても紗綾姉ェだけは手を出さないでね」と真顔で言う。
「それって?」
「自惚れるな!勘違いしないでよね。そういう話じゃないの」
沙耶香は自分に
「面倒な女なのよ。紗綾姉ェは・・・・・・・」
続けて
「できる限り、アタシがアンタを紗綾姉ェと接触しないようにするけど」
「面倒って?」
「そのうち解るわよ」
小学6年生の夏休み。
自分は、僅か一泊二日で物凄い経験をした。
カーテンの閉まる薄暗い部屋。
(いま何時だろう?)
ビールの空き缶、つまみが散乱するテーブルが部屋の脇にあり、入れ墨のオッサンのいびきと男臭い匂い、体液の染みたテッシュぺーパーの中で目覚めた。
(あー、オバサンとオッサンは夜のウチに帰っていたのか?)
高校生カップルは、朝の散歩にでも行ったのか居なかった。
隣には、沙樹が寝ていた。
下着姿。
沙耶香は、起きていて浴衣ではなく家から持参したカワイイキャラクターのパジャマを着てトイレから出てきた。
「おはよう」
「あー。おはよう」
「いま何時?」
「午前5時半」
沙耶香は沙樹の寝相の悪さをみて
「ちょっと沙樹姉ェが寝ているあいだに話があるの。外に行こうか」
自分と沙耶香は着替えて、部屋の外に出た。
既に、山の稜線が明るくなっていた。
旅館を出て、部屋のバルコニーから見えた沢に降りてみた。
沙耶香の容姿を改めてマジマジと見ると、小学校6年生にしては背が高く中学生みたいに見える。新体操かバレエでもしているかのような細身で胸も小ぶりな身体。
それに似合うようなポニーテール。
当時は、まだ青少年育成条例も無く、児童ポルノという物が当たり前に存在していた。
普通に本屋に行けば、小中学生の女子の裸が掲載された雑誌が制限も無く販売されていた時代だ。
沙樹みたいな進んだ女子中学生とかが平気で脱いで、商業誌のグラビアになっても誰も不思議に思わない時代。
それゆえに、悪い大人に騙されないように今以上に当時の保護者は気を使っていた筈だ。
伊藤家では、母親が”あのざま”だから沙耶香としては沙樹が心配でならないという相談をされた。
伊藤家で一番、しっかりしているのは沙耶香だ。
そして「アンタ、紗綾姉ェに童貞を奪われるよ。お願いだから誘惑されても紗綾姉ェだけは手を出さないでね」と真顔で言う。
「それって?」
「自惚れるな!勘違いしないでよね。そういう話じゃないの」
沙耶香は自分に
「面倒な女なのよ。紗綾姉ェは・・・・・・・」
続けて
「できる限り、アタシがアンタを紗綾姉ェと接触しないようにするけど」
「面倒って?」
「そのうち解るわよ」
小学6年生の夏休み。
自分は、僅か一泊二日で物凄い経験をした。

