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昭和63年の夏休み(当時、中学2年生のCFNM体験)
第3章 中学1年生
 聞くところによると、マーチングバンドの世界では凄く有名な私立中学校。

 日本全国から、マーチングバンドの強豪校として小学6年生が吹奏楽部を目指して受験してくるそうだ。

 それゆえに、互いにライバル意識が強く、小学校時代に各学校では楽器の名手とか天才トランペッターとか言われていた小学生が、全国レベルの他から来た、もっと凄いレベルの生徒と切磋琢磨してマーチングバンドの各担当やパートを競い合うのだそうだ。

 でも、ライバルや相手を蹴落としてでも自分を見せるのでは、チームプレイである音楽を奏でる共同作業は出来ないそうで、相手の立場を知る、男子は女子の立場、女子は男子の立場を知る事で相手の痛みや気持ちを理解させる為に、合宿中は男子は女子として、女子は男子として普通なら出来ない体験をする合宿らしい。

 沙耶香は「アタシ達と同じ年齢の中学生なのに全国レベルだと大変ですね、頑張ってください。応援します」と言った。

 女性教諭は、再び指導に戻る。

「男子。見せパン履いているのよ。スカートの捲れは気にしないで演奏に集中しろ!」

「女子。アンタ達は男子のパートだからね。女子を変な目で見ない。相手の気持ちの理解」

 トイレから女子が戻ってきた。

「うわぁ。マーチングバンドだ。カッコイイなぁ」

 彼女も、男子と女子の服装が入れ替わっているのを不思議に感じたらしい。

 そして、自分達の炊事場に戻るまでに、沙耶香は説明をした。

 女子小学生は、沙耶香に

「ウチの男子達も、学校で女子を虐めたり、スカートめくりをしないように、女子の服で生活すれば良いのよ。女子の気持ちを解らせてやる」と意気込んだ。

 戻ると、言っているそばから男子達が「あっ。ウンコ美保だ。汚ぇ。ちゃんと手を洗えよ」とからかいだした。

 自分は、思い出す。

 小学校だと、男子が女子を虐めるだけでなく、同じ男子でも個室でウンコをしただけでイジメの対象にされる。

 (まだ、そんな事をしているのか)

 沙耶香は、泣きそうな女子に代わり、意地悪を言った男子に向かって

「ふーん。もしかして美保ちゃんが好きなの?意地悪を言って気を引きたいのね」

 男子達は、急に「マジか?太郎。お前は美保の事。ヒューヒュー」と騒ぎ出す。

 美保という女子は真顔で「あ?アタシ太郎は大嫌い。スカートめくりばかりして」


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