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昭和63年の夏休み(当時、中学2年生のCFNM体験)
第3章 中学1年生
「はいはい!みんな夕食の準備。手伝って!ここからがキャンプの王道よ」

 遊びに夢中の小学生達を、子供会役員とママさん達が呼びに来た。

 殆どの子供達は、準備のあと飯盒が炊蹴る時間、カレーを煮込む時間に再び遊びたいらしく水着のまま調理に入った。

 それぞれが、濡れた水着を着たままタオルで水気を吸い取り、真夏の気温で意外にも直ぐに乾いていくようだ。

 男子は、半袖の学校の体操着を水着の上から羽織り、女子もワンピースやTシャツを着て調理に入る。

 自分と沙耶香も小学生の指導に当たった。

 途中で自分と沙耶香は、どうしても汲み取り式トイレが怖いという女子が便意を申し出て泣き出したので仕方なく、管理人の居る水洗トイレがある管理棟でトイレを借りる事にした。

 自分と沙耶香は、管理棟の前で女子小学生がトイレを終える間は駐車場の隅にあるベンチで待っていた。

 すると、中学校のマーチングの合宿をしている中学生達が、こんど平坦な駐車場で練習をしているのが見えた。

 男子も女子も、軍隊みたいな厳ついモールや肩パットの入ったような服装ではなく、むしろ男子は学校の制服みたいなソフトのブレザーと細身のスラックス、女子も同じブレザーにカワイイ感じのミニスカートだ。

 先頭は長い杖のような棒を振る長身の女子。手笛を吹いて手を上下に激しく動かして歩き出す。

 その後を、チーム名のエンジェルという名に恥じぬ天使のような格好のミニスカートの女子達が笑顔で大きなフラッグを巧みに宙に舞いあげた。

 足並みを揃えて、一糸乱れぬ行進は、さすがに見応えがある。

 沙耶香は、目をキラキラして「カワイイ。でもカッコイイ。憧れるなぁ」と興奮。

 確かに楽器は持っていないが、それぞれが自分のパートの楽器をもっているかのように手を構えていた。

 先頭には顧問だかの大人の女性教諭らしい人が怒鳴っている。

「ほら、男子っ。恥ずかしがるな、笑顔。笑顔っ」

「女子!笑わない。遊びじゃないのよっ。真剣にやれ」

 スパルタらしい。

 この完璧な行進に見える隊列が、自分と沙耶香の前に来たときに驚いた。

 ミニスカートの衣装の生徒は男子だ。

 男子の格好で行進するのが女子。

 自分と沙耶香が驚いていると、顧問の女性教諭が自分達のそばにきて

「見苦しいけど、笑わないであげてね」




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