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昭和63年の夏休み(当時、中学2年生のCFNM体験)
第3章 中学1年生
 暫くして、夏休みの課題の一つである社会貢献というテーマの作文は、自分も沙耶香も地域の子供会活動のキャンプの手伝いを書いて教師から褒められた。

 そして、教室でクラスメートの前で自分と沙耶香は発表した。

 さすがに心霊現象の話は書かなかった。

 このクラスにも吹奏楽部の生徒が数人居た。

「中井中学校って私立中井大学付属中学校でしょ!吹奏楽界の凄く有名な学校だよ」

「生演奏聞けたの?ズルイ。アタシ達ですら聞いたことないのに!」

 悔しがられた。

 全く吹奏楽やらマーチングに興味も関心も無い自分と沙耶香ですら、この人達は上手いなと魅了する技術は確かに凄いのだろう。

 この吹奏楽部の生徒の会話と、担任が職員室で中井中学校の話に興味を持ったらしく、放課後に吹奏楽部に呼び出された。

 吹奏楽部の顧問は

「うーん。馬鹿馬鹿しい練習だけど、演奏するメンバーやチームワーク、相手の立場をおもいやる・・・・・・かぁ」

 半信半疑ながら、ド下手で演奏が常に音を外す部員や、まとまらない部員の意識高揚に悩む吹奏楽部の顧問は腕を組んで悩み出した。


「まぁ、吹奏楽は文化部だけど、山間部の傾斜でジョギングや歩幅の鍛錬は納得できる部分はあるな。ありがとう参考になる」

 自主練をする吹奏楽部の音程ハズレのトランペットの耳障りな音。クラリネットの貧弱な音色、ただ力任せに叩いているだけのドラム。

 あの素人でも「この子達は凄い」と唸らせる中井中学校の演奏には失礼だけど、ウチの学校の演奏は人に聴かせられるレベルでは無い。

 同じ中学生で、相手は全国の頂点みたいな学校だから仕方ないのかも知れない。

 演奏だけでなく、男子だから女子だからという壁を乗り越え、演奏だけでなく人間的にも男子は女子の気持ちが解るように、女子も男子の気持ちが解るようにしている。

 







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