この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
昭和63年の夏休み(当時、中学2年生のCFNM体験)
第3章 中学1年生
ー 2学期 ー

 中学校1年生の夏休みという物は、部活でも私生活でも子供っぽい小学生の延長みたいな生徒達を少しだけ大人にした。

 さすがに初体験をした話は無いけど、男子とか女子という言葉が薄らいできた。

 女子は生意気になり男子を馬鹿にする反面、カッコイイ男子は”男子という一括り”から別枠になり女子から名前で呼ばれるようになる。

 むしろ当初問題になっていた教室でも男女着替えは、イケメン男子に、自分に自信がある女子が進んでアピールする場になった。

 

 このクラスでは給食はグループ毎に別れて男子と女子が机を合わせてグループの島にして一緒に食べる。

 その日の献立は、カレー、ご飯、牛乳、ソーセージ2本、そして1ヶ月に一度だけ出るデザートのプリンだった。

 給食室は無い学校で、市内の全小中学校の給食を市営のセントラルキッチンで作りコンテナ車で各小中学校に配達してくる。

 その配達されたコンテナが置かれるコンテナ室から、一番遠いウチのクラスは頻繁に生徒が廊下で転んで食缶や牛乳瓶を割る事故が多発していた。

 ただ、その日は逆に隣の2組が、食缶の半分のカレーを廊下に撒き散らす惨劇を起こしていた。

 当時の学校には、必ずヤンキーや不良の比率が多いクラスが存在していた。

 1年2組の担任は山口先生という怖い体育教師で学年主任。

 通称””山○組”と恐れられているクラスだ。

 あえて、問題児のヤンキーや不良が指導下に置かれていると生徒は誰でも思っていた。

 2組だけは、女子生徒は未だに全員が濃紺のブルマーを完全装備している。

 挨拶代わりに、女子のスカートを捲る学年一の不良は、バックに校内を仕切る上級生の配下だから、男子のイジメや金銭的なトラブル、女子へのセクハラは黙認されていた。

 各学年の一番カワイイ女子は、貢ぎ物という形で上納され、ヤンキーや不良の彼女にされてしまう。

 拒絶すると体育倉庫に連れて行かれるという怖い噂もある。

 沙耶香もターゲット候補だけど、3年生に沙樹さんが居る関係で伊藤の妹は手を出すなという話になっているらしい。

 1年生の全クラスに「2組にカレーを分けてやれ」という指示が伝達された。
 
 もともと、おかわりを我慢すればたいていは余計に食缶に入っているので、なんとか賄えたらしい。

 


 
/52ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ