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第3章 中学１年生

　それに比べて、一年生と二年生は体育の授業では完全に男子は男子だけ、女子は女子だけという男子がプール利用の時は女子は校庭か体育館、逆の場合も絶対に互いの水着姿を晒すことは無かった。

　それに、三年生にもなれば大人の身体もできあがり、男子も女子の身体について、からかうような事も言わない。むしろ、女子も方が男子に「うわぁ、○○くんのちん○はデカいね」とからかい男子も「まぁな」というような大人の受け流しが出来る関係になる。

　男子も、小学生みたいな女子に悪戯をして気を引くような幼稚な思考から、女子に優しくして好きになって貰う。そして身体を鍛えて女子を守れるというアピール。そして男子として男性のシンボルが立派であるという性的アピールは隠す処か女子にアピール出来るチャンスとしら考えて居た。

　女子も、いままでの男子を軽蔑して野蛮な物体という認識から、その仲から一人の恋愛対象の男子を見つけて、綺麗で大人の女として見られる事に全てを注ぐようになる。

　他の男子に見られるのは我慢しなくてはならない処だが、学校で堂々と彼氏候補の意中の男子に他のライバルの女子と差を付ける色っぽい仕掛けをするには最高の学校イベントでもある。

　まして、学力差や男子校、女子校などの進学先で狙った獲物が手の届かない学校へ進学するなら、男子も女子も意地でも校内水泳記録会は頑張り処らしい。

　未だに男子とか女子とか言っている一年生には理解出来ない。

　三年生の引退で部活を任された二年生には余裕が無い。でも身体も精神的にも個人差が出始める。そして集団心理。他の生徒が体操着を着て居るから真似をしないと疎外感があるからだ。

　二年生の場合は、男子は誰でも良いから女子の水着姿が見たい。統計だと中学二年生の男子の、三分の二は包茎か仮性包茎、または去年の自分みたいに誰かに指摘されて自分で剥くか、修学旅行の風呂でタオルで隠しながら他のクラスメートの男子のちん○を見たり、男子同士のちん○の話で危機感を持ち皮剥きにチャレンジする男子が多いという事だ。

　三年生の修学旅行。

　修学旅行は、男子も女子もクラスメートに恋愛対象が明かされるイベント。

既に、修学旅行を体験した後の水泳記録会は、大人の性器を手に入れた男子達、女子も自分の身体を見せつける。そして男子も女子も彼氏、彼女獲得の勝負の場所だ。