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昭和63年の夏休み(当時、中学2年生のCFNM体験)
第3章 中学1年生
 校内水泳記録会が始まる。

 運動会や文化祭ほどでは無いけど、始まってしまえば生徒達にとっては”祭り”になる。

 プールでは、放送部による選手の紹介やら水しぶきの音、女子生徒の男子生徒の泳ぎを応援する黄色い声など、確かに他の1年生や2年生が教室で通常の授業をして出番を待つような状態では無かった。

 プールサイドのフェンスには、大人の身体になった3年生の女子達が裸同然で大事な部分だけ布で隠された、むしろ裸よりエロい格好で声援を送っている。

 1年生の男子は、クラスメートの子供体型で、胸も無い色気も無い、男子に毒だけを吐く可愛げの無い女子には目もくれず3年生の女子を遠くから眺めていた。

 2年生は1年生より1時間早く、校庭を男子は30周、女子は20周走り、各自が学校に持ってきた自転車で校内の指定されたコースを50周走るという意味不明な競技が始まる。

 しかし・・・・・・空模様が怪しかったが、風が強まり空は真っ黒な雲に覆われ、雷鳴がしてきた、そして猛烈な雨が降り出した。

 3年生の方は、真っ先に一旦中止が告げられ、1年生と2年生は椅子を持って校舎に逃げ込んだ。

 一応は、上越国境の谷川岳という山間部に近い地域なので、平野部の夕立にあたる雷雨が午前中や昼前後に降るのは珍しくない話だ。

 結局は、教室で雨が止むまで水着のまま待機になった。

 雨で濡れた水着は、男子も女子も最悪な状態で、教室という狭い空間で互いの恥ずかしい部分を間近で見る事になる。

 女子は、沙耶香を含めて胸の部分が透けるのを知っているので半袖の体操着を着出す。

 でも、このクラスで一番賑やかでリーダー的な女子グループだけは水着のまま、クラスのカッコイイ男子と談笑している。

 結局、担任が校庭での競技は中止、プール競技は落雷の危険が無くなれば続行するので水着を着たまま、教科書を使わない数学のプリントをする羽目になった。

 恥ずかしいという気持ちは全員が麻痺しているようで、男子も女子の水着を見て興奮もしなくなった。逆に女子の方がも男子への警戒を解いていく。

 午後の競技が終わると、水泳部の部員が多い利点で、ウチのクラスが学年で1位になり全員の心が喜びに沸き返っていた。

 とくに男女混合リレーは白熱して、クラスメートは初めて一つにまとまった感じだ。

 

 

 

 


 
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