この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
教えて、あなたのキモチ
第6章 まさかの遭遇
キッチン借りますよ、と小さく断りを入れて、冷蔵庫を拝見する。食材はそこそこ揃っているようだ。
(しょうがとたまご…かきたまスープなら飲めるでしょ。あとは…お粥)
出来上がったものを持って、寝室へ向かった。
篤哉さんは眠っている。さすが整った顔立ちだ、寝顔でもサマになってる。
ただ苦しそうではあるけど。
(…洗面所に小さめのタオルないかな)
一旦寝室を出て、洗面台の下からタオルを発見すると、氷水で絞ったものを手に戻った。
きっと冷えピタの方が効きはいいんだろうが、このマンションは一旦部屋を出てしまうと、外からでは鍵がないとドアが開けられない。
そっとおでこにタオルを乗せると、篤哉さんは小さく身動ぎをした。
(むりやり起こすのは良くない、か)
静かに寝室を離れて、リビングに戻った。
しばらくソファでぼんやりしていたが、だんだんと眠気が襲ってくる。
5分だけ…そう思いながら身体をソファに横たえた。
(しょうがとたまご…かきたまスープなら飲めるでしょ。あとは…お粥)
出来上がったものを持って、寝室へ向かった。
篤哉さんは眠っている。さすが整った顔立ちだ、寝顔でもサマになってる。
ただ苦しそうではあるけど。
(…洗面所に小さめのタオルないかな)
一旦寝室を出て、洗面台の下からタオルを発見すると、氷水で絞ったものを手に戻った。
きっと冷えピタの方が効きはいいんだろうが、このマンションは一旦部屋を出てしまうと、外からでは鍵がないとドアが開けられない。
そっとおでこにタオルを乗せると、篤哉さんは小さく身動ぎをした。
(むりやり起こすのは良くない、か)
静かに寝室を離れて、リビングに戻った。
しばらくソファでぼんやりしていたが、だんだんと眠気が襲ってくる。
5分だけ…そう思いながら身体をソファに横たえた。