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教えて、あなたのキモチ
第7章 気付かされた想い

お昼ご飯を食べてしばらく建物内をブラブラすること、小一時間。
「足痛くない?平気?」
「うーん、ちょっと歩き疲れちゃったかも」
「じゃ、コーヒーでも飲もうか」とコーヒーショップに立ち寄った。
「どれにする?」
「カプチーノ」
「了解ー。席取っておいて」
(おごり、かな)
ちょうどよく空いている席を見つけて、背もたれに脱いだコートをかける。
「ありがとう。ごちそうさまです」
両手にカップを持った匠海くんが席に着くやお礼を言った。
「どういたしまして」
「何か変な感じするね。かしこまってると」
「ははっ、たしかにね。俺、人酔いしたかも」
「えー?電車のラッシュに比べれば大したことないよ」
「まぁそうだけどさ」
ブツブツ言いながらブレンドコーヒーを口に運ぶ匠海くん。
「日が落ちてきたね」
「唯衣ちゃん、時間まだ平気?」
「うん」
「見ようか。イルミネーション。せっかくだし」
コクコクと頷いてコーヒーショップを後にした。
「足痛くない?平気?」
「うーん、ちょっと歩き疲れちゃったかも」
「じゃ、コーヒーでも飲もうか」とコーヒーショップに立ち寄った。
「どれにする?」
「カプチーノ」
「了解ー。席取っておいて」
(おごり、かな)
ちょうどよく空いている席を見つけて、背もたれに脱いだコートをかける。
「ありがとう。ごちそうさまです」
両手にカップを持った匠海くんが席に着くやお礼を言った。
「どういたしまして」
「何か変な感じするね。かしこまってると」
「ははっ、たしかにね。俺、人酔いしたかも」
「えー?電車のラッシュに比べれば大したことないよ」
「まぁそうだけどさ」
ブツブツ言いながらブレンドコーヒーを口に運ぶ匠海くん。
「日が落ちてきたね」
「唯衣ちゃん、時間まだ平気?」
「うん」
「見ようか。イルミネーション。せっかくだし」
コクコクと頷いてコーヒーショップを後にした。

