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教えて、あなたのキモチ
第1章 パーティーと言う名の合コン
会議はだいぶ長引いたようだ。『腹減った~』とお昼過ぎにようやく男性陣が帰ってきた。
「お疲れ様です」
と声をかけていると、
「池澤くん」
佐伯課長に呼ばれた。
「はい、何でしょう?」
「これ、さっきの議事録。今日中にまとめておいて。頼んだよ」
と丸めた紙をポンと渡された。
「かしこまりました。終わったらファイリングして課長のデスクに置いておきますね」
「さすが分かってるじゃないか。じゃあ、私は社食に行ってくるから」
「はい、行ってらっしゃいませ」
とお辞儀をして送り出した。
渡された議事録を持って自分のデスクに戻ると、
「面倒なの押し付けられたね」と鈴城さん。
「んー、まぁ頑張る…。ところで課長が社食なんて珍しいね」
「浮気が奥さんにバレたんだって。相当怒ってて、お弁当作って貰えなかったらしい」
と口元に手を当ててひそっと言われた。なるほど、だからいつもの頼み方と違って威圧的だったのか。
「お疲れ様です」
と声をかけていると、
「池澤くん」
佐伯課長に呼ばれた。
「はい、何でしょう?」
「これ、さっきの議事録。今日中にまとめておいて。頼んだよ」
と丸めた紙をポンと渡された。
「かしこまりました。終わったらファイリングして課長のデスクに置いておきますね」
「さすが分かってるじゃないか。じゃあ、私は社食に行ってくるから」
「はい、行ってらっしゃいませ」
とお辞儀をして送り出した。
渡された議事録を持って自分のデスクに戻ると、
「面倒なの押し付けられたね」と鈴城さん。
「んー、まぁ頑張る…。ところで課長が社食なんて珍しいね」
「浮気が奥さんにバレたんだって。相当怒ってて、お弁当作って貰えなかったらしい」
と口元に手を当ててひそっと言われた。なるほど、だからいつもの頼み方と違って威圧的だったのか。