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教えて、あなたのキモチ
第1章 パーティーと言う名の合コン
なるほど。男性は仕事が忙しい時期は彼女への連絡が疎かになりがちだとか。しかし彼女側からしたら、一日一回でもいいから連絡が欲しいもの。
どれだけ待てるか…ってことだろう。
ドラマで聞いたことあるような台詞だけど、言う人もいるようだ。…少し羨ましくもあるかも。
「で、この前、街中で偶然会って。逃げようとしたけど、手を掴んで引き止めたんだ。そこで何言われたと思う?手を勢いよく振り払って、『匠海、私はあの瞬間に別れたつもりでいたの。もう好きじゃなくなった』って。『分かった』って言うしかないじゃん?」
「…ストレートに言われた割には、ずいぶんアッサリしてるんだね。後悔、してないの?」
「忙しさを理由にして、連絡はおろか会う時間作ろうとしなかったのは事実だし、俺が悪いよ。ま、寂しいのはあるかな」
「そっか…」
それっきり私は何も言えず、ただ入力を続けることしかできなかった。
どれだけ待てるか…ってことだろう。
ドラマで聞いたことあるような台詞だけど、言う人もいるようだ。…少し羨ましくもあるかも。
「で、この前、街中で偶然会って。逃げようとしたけど、手を掴んで引き止めたんだ。そこで何言われたと思う?手を勢いよく振り払って、『匠海、私はあの瞬間に別れたつもりでいたの。もう好きじゃなくなった』って。『分かった』って言うしかないじゃん?」
「…ストレートに言われた割には、ずいぶんアッサリしてるんだね。後悔、してないの?」
「忙しさを理由にして、連絡はおろか会う時間作ろうとしなかったのは事実だし、俺が悪いよ。ま、寂しいのはあるかな」
「そっか…」
それっきり私は何も言えず、ただ入力を続けることしかできなかった。