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教えて、あなたのキモチ
第1章 パーティーと言う名の合コン
足下はシルバーのピンヒールパンプス。つま先部分にイミテーションのダイヤがあしらってある。
「似合ってる」
「ふふ、ありがと」
ちらりと腕時計を見るといい時間になっていた。
「…そろそろ行こっか。コートはクロークに預けられるから」
「うん」
受付を済ませ、通された天翔の間は、シャンデリアがまばゆいばかりにきらめいており、中央には飲み物と食べ物が用意されている。
周りを見ればスマートにスーツを着こなした男性や、華麗にドレスを着飾った女性。
浮いてないかな、と少し気後れしてしまう。
受付順に順番にグループに割り振られ、“F”のテーブルに付いた。一時間はそのグループ内で―いわゆる自己アピール―をし、その後はフリータイム。自由にテーブル間を移動できる形式のようだ。
「お仕事は?」「休日は何を?」「趣味は?」お決まりの質問に疲れてしまい、フリータイム開始と共に、化粧室へ逃げ込んだ。
「似合ってる」
「ふふ、ありがと」
ちらりと腕時計を見るといい時間になっていた。
「…そろそろ行こっか。コートはクロークに預けられるから」
「うん」
受付を済ませ、通された天翔の間は、シャンデリアがまばゆいばかりにきらめいており、中央には飲み物と食べ物が用意されている。
周りを見ればスマートにスーツを着こなした男性や、華麗にドレスを着飾った女性。
浮いてないかな、と少し気後れしてしまう。
受付順に順番にグループに割り振られ、“F”のテーブルに付いた。一時間はそのグループ内で―いわゆる自己アピール―をし、その後はフリータイム。自由にテーブル間を移動できる形式のようだ。
「お仕事は?」「休日は何を?」「趣味は?」お決まりの質問に疲れてしまい、フリータイム開始と共に、化粧室へ逃げ込んだ。