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教えて、あなたのキモチ
第1章 パーティーと言う名の合コン
(結構体力いるものなのね、合コンパーティーなるものは。精神的に堪えるわ…)
大きなため息を一つついて、会場へと戻る。
元のテーブルに戻る気はないし、かといって他を回る元気もない。
取り敢えずシャンパンを取って、壁際に移動した。
(美和は…あぁ、囲まれてる。さすがだわ…)
男性3、4人から口説かれてる様子。
相手するの大変そうだな、と傍観しながらグラスを傾けていると、隣に人の立つ気配がした。
「…お一人ですか?」
視線をそちらへ移す。
スラッとした長身。170㎝台後半か180㎝くらいだろうか。前髪をワックスでふんわりと後ろに流しているのもいやに似合っている。嫌いじゃないかも。こういう雰囲気。
「えぇ」
「綺麗な格好されてるなと思って。肌の白さに服が合っててお似合いですよ」
「お上手ですね」
こういう褒め方はされたことがないけど、にっこりと笑ってやんわりと返した。
「参ったな…」
「え?」
「俺好みだ」
驚きのあまり目が見開かれる。
大きなため息を一つついて、会場へと戻る。
元のテーブルに戻る気はないし、かといって他を回る元気もない。
取り敢えずシャンパンを取って、壁際に移動した。
(美和は…あぁ、囲まれてる。さすがだわ…)
男性3、4人から口説かれてる様子。
相手するの大変そうだな、と傍観しながらグラスを傾けていると、隣に人の立つ気配がした。
「…お一人ですか?」
視線をそちらへ移す。
スラッとした長身。170㎝台後半か180㎝くらいだろうか。前髪をワックスでふんわりと後ろに流しているのもいやに似合っている。嫌いじゃないかも。こういう雰囲気。
「えぇ」
「綺麗な格好されてるなと思って。肌の白さに服が合っててお似合いですよ」
「お上手ですね」
こういう褒め方はされたことがないけど、にっこりと笑ってやんわりと返した。
「参ったな…」
「え?」
「俺好みだ」
驚きのあまり目が見開かれる。