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教えて、あなたのキモチ
第2章 商談のお供
やや乱暴にクローゼットを開けて、端っこに引き取ったジャケットを勢いよくかける。
(こっちからなんか返しに出向いてあげないんだから。そりゃ、汚したのは私だけど、スーツの一着や二着気にすんなーっ!)
叫ぶと近所迷惑になりそうなので、心の中で叫ぶに留めた。
「…なんで、キスしたのよ…わけわかんない…」
(あぁもうっ!!イライラする)
この時はまだ、苛立ちの正体に気づいていなかった。

―夕食後。
(あ~…食べ過ぎた…気持ち悪ぅ…)
ソファで横になっていると、携帯が鳴った。
「…もしもし?」
『あ、ユウ?…って、もしかして具合悪い?』
「平気、ただの食べ過ぎだから。どうしたの?」
『今度空いてる日あったら佳音と三人でご飯でもって話してたのよ。で、お伺いの電話』
「んー…来週末、商談に駆り出されて伊豆まで行くから…終わってからなら暇できるはず」
『伊豆まで!?じゃ泊まりとか?忙しそうねー。ね、それって男と?』
「うん、そうだけど」
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