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教えて、あなたのキモチ
第2章 商談のお供
しばらくすると複数の話し声が近づいてくる。
「…お出まし、か」
ポツリと呟いた眞鍋さんの声は私の耳にも届いた。
やがて先方が姿を現した。もちろん噂の常務もいる。
「いやいや、お待たせをしてしまって申し訳ない」
「うーむ、これまた美人ですな。ハッハッハッ」
「部長を唸らせるとはなかなかですね」
「まあまあ、お二方。…今日は品定めではなく商談に来たんですよ。お手並み拝見、と行きましょうか」
「そうですな。時間も過ぎているようだし」
めいめいに好き勝手言ってから、こちらに視線が向けられる。
良く言えば個性的、悪く言えばクセのある面々。
5対2か…。
「いつでも構いませんよ」
と眞鍋さん。
「我々が着席しないと始められんな、ハッハッハッ」
「では準備はよろしいかな?」
眞鍋さんと視線を交わして、小さく頷いた。
「…お出まし、か」
ポツリと呟いた眞鍋さんの声は私の耳にも届いた。
やがて先方が姿を現した。もちろん噂の常務もいる。
「いやいや、お待たせをしてしまって申し訳ない」
「うーむ、これまた美人ですな。ハッハッハッ」
「部長を唸らせるとはなかなかですね」
「まあまあ、お二方。…今日は品定めではなく商談に来たんですよ。お手並み拝見、と行きましょうか」
「そうですな。時間も過ぎているようだし」
めいめいに好き勝手言ってから、こちらに視線が向けられる。
良く言えば個性的、悪く言えばクセのある面々。
5対2か…。
「いつでも構いませんよ」
と眞鍋さん。
「我々が着席しないと始められんな、ハッハッハッ」
「では準備はよろしいかな?」
眞鍋さんと視線を交わして、小さく頷いた。