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教えて、あなたのキモチ
第1章 パーティーと言う名の合コン
毎日頑張ってはいるけど…素直になれない性格が災いして人に頼ることができず、最近オーバーワーク気味だった。
そんな時に美和からパーティーに誘われた。
(…少し、気分転換にはなるかも)
相手ができるかどうかは別として、だ。
“楽しめればそれでいいじゃない?”には同感。
―翌朝。
目覚ましを止めて数分後、ゆっくりと目を開けて、のそのそとベッドから這い出る。
11月ともなると、やはり朝は寒い。ブルル、と身震いして暖房のスイッチを入れた。パジャマの上に厚手のカーディガンを引っ掛けて、キッチンへと向かう。
『女の子は料理くらい作れないと。お嫁に行ったとき困るでしょ?』
が母親の口癖。中学生くらいの頃から夕ごはんの手伝いをさせられ、何だか上手く丸め込まれたような気がしないでもないけど、おかげで一通りは作れるようになった。自分で言うのも何だけど、お弁当作りもお手のもの。
そんな時に美和からパーティーに誘われた。
(…少し、気分転換にはなるかも)
相手ができるかどうかは別として、だ。
“楽しめればそれでいいじゃない?”には同感。
―翌朝。
目覚ましを止めて数分後、ゆっくりと目を開けて、のそのそとベッドから這い出る。
11月ともなると、やはり朝は寒い。ブルル、と身震いして暖房のスイッチを入れた。パジャマの上に厚手のカーディガンを引っ掛けて、キッチンへと向かう。
『女の子は料理くらい作れないと。お嫁に行ったとき困るでしょ?』
が母親の口癖。中学生くらいの頃から夕ごはんの手伝いをさせられ、何だか上手く丸め込まれたような気がしないでもないけど、おかげで一通りは作れるようになった。自分で言うのも何だけど、お弁当作りもお手のもの。