この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
教えて、あなたのキモチ
第5章 ガールズトーク
帰宅後、天気が悪いのと忙しさとを言い訳にして、ついつい溜め込んでしまった洗濯物を前に、私は溜め息をついていた。
洗濯も掃除もルーティンワークだから、やらなきゃ溜まるのは当たり前なのだけれど。
冬場はどうにも億劫になってしまう。
(天気いいから回しますか。気分も良くなったことだし)
溜まっていた家事を済ませて、コーヒーを片手にソファで何気なく携帯を弄っていると、この前美和から着信があったことを思い出した。
電話にしようか少し悩んで、美和と佳音の二人にメールを作成していた時だ。
携帯の画面が着信の表示になった。
着信の主は穂積佳音。
慌てて通話ボタンを押す。
「はい、もしもし」
『あ、私ー。お疲れ』
「お疲れ様。あれ?佳音、今日仕事じゃないの?」
『うん、休憩中。急なんだけどさ、今夜三人で集まれないかと思って』
「あ~…うん、空いてる」
『いつもの店でいい?』
洗濯も掃除もルーティンワークだから、やらなきゃ溜まるのは当たり前なのだけれど。
冬場はどうにも億劫になってしまう。
(天気いいから回しますか。気分も良くなったことだし)
溜まっていた家事を済ませて、コーヒーを片手にソファで何気なく携帯を弄っていると、この前美和から着信があったことを思い出した。
電話にしようか少し悩んで、美和と佳音の二人にメールを作成していた時だ。
携帯の画面が着信の表示になった。
着信の主は穂積佳音。
慌てて通話ボタンを押す。
「はい、もしもし」
『あ、私ー。お疲れ』
「お疲れ様。あれ?佳音、今日仕事じゃないの?」
『うん、休憩中。急なんだけどさ、今夜三人で集まれないかと思って』
「あ~…うん、空いてる」
『いつもの店でいい?』