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教えて、あなたのキモチ
第5章 ガールズトーク
いつもの店、というのは居酒屋で、全国展開のチェーン店だ。リーズナブルで食べ物も美味しく、半個室になっているので話し声が隣に聞こえにくいのでお気に入りの店ではあるんだけど。
一応病み上がりの身ではあるし、アルコールは止めておいた方が賢明だ。
「ねぇ、良かったら家でもいい?」
『うん、いいけど』
「私さ、昨日頭痛いの我慢して仕事してて、限界だったらしくて、同僚に付き添って貰ってビジネスホテルに泊まったの。だからアルコールはパスしようと思って」
『そういうわけね。昨日の今日で大丈夫なの?』
「うん、平気」
『分かったー。美和にも言っとくよ』
「ごめんね、来て貰って」
『全然。そっちのが心置き無く話せるし。あ、美和から聞いたよ?出張の話もゆっくり聞かせてもらうね』
「…!」
脳裏に眞鍋さんにキスされた時の光景がよぎった。
頬を赤く染めてるうちに、いつの間にか通話は切れてしまっていた。
一応病み上がりの身ではあるし、アルコールは止めておいた方が賢明だ。
「ねぇ、良かったら家でもいい?」
『うん、いいけど』
「私さ、昨日頭痛いの我慢して仕事してて、限界だったらしくて、同僚に付き添って貰ってビジネスホテルに泊まったの。だからアルコールはパスしようと思って」
『そういうわけね。昨日の今日で大丈夫なの?』
「うん、平気」
『分かったー。美和にも言っとくよ』
「ごめんね、来て貰って」
『全然。そっちのが心置き無く話せるし。あ、美和から聞いたよ?出張の話もゆっくり聞かせてもらうね』
「…!」
脳裏に眞鍋さんにキスされた時の光景がよぎった。
頬を赤く染めてるうちに、いつの間にか通話は切れてしまっていた。