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聞き耳
第1章 プロローグ
初めてではなかった。淳也が何も纏わない女性のその部分を初めて目にしたのは、確か小学五年生の夏休みだ。マサミの家の近所に住んでいた二歳年上の少女と〈お医者さんごっこ〉と称して遊んでいた時――。
淳也は遠い記憶をたどった。
マサミは目を細めた。大きく息を吸い込む。
小枝のように細く長い指が彼女の下腹を滑った。
モッサリとした三角形の黒々とした芝を通って、その下の蕾に滑り、それをVにした指で左右に開いた。
「ああん、……ここにオチンチンが入るのよ」
小枝のようなマサミの指が滴に塗れた自分の肉溝に指先を這わせた。ゴム細工のようなそこがニチャ、という小さな音を立て捲れる。複雑に絡んだ花びらが妖しく銀色に輝いていた。襞のあわいにフードを被った白い真珠が見え隠れしている。
「ん、んっ……、んあっ……。気持ちいい」
マサミが指を曲げ伸ばしする度、肉厚の唇を噛んで息を飲み込んだ。
淳也は遠い記憶をたどった。
マサミは目を細めた。大きく息を吸い込む。
小枝のように細く長い指が彼女の下腹を滑った。
モッサリとした三角形の黒々とした芝を通って、その下の蕾に滑り、それをVにした指で左右に開いた。
「ああん、……ここにオチンチンが入るのよ」
小枝のようなマサミの指が滴に塗れた自分の肉溝に指先を這わせた。ゴム細工のようなそこがニチャ、という小さな音を立て捲れる。複雑に絡んだ花びらが妖しく銀色に輝いていた。襞のあわいにフードを被った白い真珠が見え隠れしている。
「ん、んっ……、んあっ……。気持ちいい」
マサミが指を曲げ伸ばしする度、肉厚の唇を噛んで息を飲み込んだ。