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大人が寝る前に読む物語
第2章 かぐや姫
かぐやが姿を消して4ヶ月後──

小夜が懐妊したと連絡かあった…
私は喜び、小夜の元へ飛んで行った


「小夜…でかした…」

「御門様……ありがとうございます」


それからも私は小夜を抱いた…


そう…
かぐやが懐妊した時もその身体を求めたように…



そして小夜の腹が少し膨らみ始めた頃……

かぐやが戻ってきた…


私はその事を小夜には伏せていた
動揺させては腹の子に悪い


しかし、かぐやの元へ通う事はやめられない…

小夜には申し訳ないが
真に愛しているのはかぐやだけだったから


しかし
それでも時間を見つけては小夜の元へも
足繁く通った



もちろん
清花と霞の元へも出来る限り通う事にした


平等に子を持つ幸せを味わって欲しかったから


愛情に偏りがある事は認めよう…
しかし、縁あって私の元に嫁いだ女人達に
平等の愛情はなくても平等な幸せは与えたかった


だから
平等に…とは行かないながらも
私は女人の元へ通い続けたのだ



かぐやの子が1歳を迎え、歩き出した頃…
小夜の子が産まれた

玉のような女の子だ


そして、そのふた月ほど後……

清花が遂に解任したのだ…


正室の懐妊に東宮は一気に沸いた──


その頃…
私は霞の元に足繁く通っていた

年長の霞が気後れしないよう…

しっかりと子種を植え付けるよう
霞を抱いた


そして清花から遅れること半年──
ようやく霞にも懐妊の兆しが…



こうして
ここから10年のうちに私は
3男6女を儲ける事になる


かぐや
2男2女

小夜
1男1女

清花
1女


2女


それから15年─
東宮も賑やかになった

そして
かぐやの住まう別邸も賑やかだ


私も40を目前にだいぶ性欲も落ち着いてきている

むしろあの頃の勢いが懐かしい程だ


今では東宮の大奥への夜の通いはほとんどなくなっていた…

昼間、子等の顔を見に寄る程度……


もっぱら夜の共はかぐやのみ…
そのかぐやも齢35となったが、その身体の魅力は尚も健在


4人の子を産み落としたとは思えない程に
華奢な身体を維持しているのは地球人ではないからだろうか…?


頻度こそ減ったものの密度の濃さは
若い頃とは引けを取らない


大人になったかぐやとの交合い…

また別の機会にお話しましょう


[完]

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