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昴の大学生活
第5章 誕生日と夏休み
金額は雅司が購入した物より一つ上の物をいくつか入れたので30万ほど掛かった…

ディスプレイも一緒に購入したのでそれは今回持って帰る事にして本体は後日納品になって手続きを済ませて雅司と夕方まで遊び帰宅した…

桜に雅司に誘われている事をLINEで送って返事待ち…その間に晩飯を作って食べている時に返事があった…

行きたいとの事だったので予定を聞いてまた連絡すると返事した。

翌日大学に行くとサッカー部の奴にも海に行くからどうかと聞かれてもう他で行くのが決まっているからと断り桜の大学の女の子達で合コン出来ないかと聞かれて返事に困ってしまう…

出来たらセッティングよろしくと勝手にそう言ってグラウンドに走って行く…

はあ…んな面倒な事すっかよ…全く…

そう思って歩いて行くと前から純子と綾が楽しそうに話ながら歩いて行く…

純子「あっ.昴君…雅司から聞いてくれた?」

昴「…ああ…まだわかんねぇけどとりあえず大丈夫だと思うぜ?」

綾は少し嬉しそうに昴を見ていたが昴はスルーして…

昴「…お前…どうせ桜に連絡しただろう?」

純子「クスクス…当然!!速攻でしたわよ?夏よ?海に決まってるでしょ?あっ綾も行けたら良いのに…」

綾「…ごめんね…なんか家族全員で旅行行く事になってて…断れなかったのよ…」

昴「俺行くから…」

そう言って2人を置いてそのままサークルに顔を出して数人で共同開発している売買ツールの試作品を見せて貰って居て…

昴「先輩…これ…チャートに表示されるサインの勝敗どうなんです?」

先輩「…ああ…6対4でまだ負けが先行するからまだ使えないな…」

昴「あの…ちょっと良いですか?これって…移動平均線と上位足の高値安値出してるんですよね?」

先輩「まぁ…それも出しているけど他も組み入れているからな多分数値設定が良くねぇんだ…今それを色々試してるところ…」

昴「それ3つに絞ったらサインは少ないけど勝率上がるんじゃないですか?」

先輩「それだと確かに勝率は上がるけど代わりに売買がスゲ〜限定されて下手すると一日一回か二回…しかもその場面見て無いと売買出来ないから数日に一回って事になるんだよ…」

昴「えっ?じゃあそれならもしかしてすぐ設定出来たりします?」
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