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昴の大学生活
第5章 誕生日と夏休み
サッカー部の同級生数人が…

友達「お疲れ…昴…そう言えば最近あの子来ないな?」

昴「??あの子?」

友達「…なんだっけ名前…あや?だったかな…いっつもあそこで見てたのに…可愛いからよ?声掛けたいけど…お前目当て見たいだしなぁ…」

昴「ああ…俺に彼女いるの知ったんだろ?別に声くらい掛ければ良いじゃねぇか?」

友達「…まぁそうなんだけどよ…少し変なこと聞いたからさ…」

昴は…ああ…なるほど…とデマを信じてるのがここにもいる…

昴「…それ…多分ウソだぜ?」

友達「?なんで分かるんだよ?」

昴「知り合いがその男の大学にいてよ?何か…お持ち帰りしようとしてもめてデマ流したって…男の方が今顰蹙買ってるらしいぞ?」

友達「マジ?どこの大学の奴だよ?」

昴はその大学名と男の名前まで教えてやる…これで綾の汚名挽回になればと…

昴はその話を聞く友達の中に綾に明らかに気があるだろうと思う奴が居たので少し事情は違うが内容は間違って居ない話をしてやる…そして…

昴「それに雅司の彼女が言ってたけど…彼氏募集中らしいぞ?だから仮に俺を見てたならただの憧れくらいだったんだろ?」

友達「…それ…マジ?」

昴「マジだよ!雅司も多分知ってるぜ?デマの話も…」

そう言ってそいつの背中を押してやる…後は綾次第…

昴「それじゃ俺もう行くわ…」

昴は走って先輩達のところに行って挨拶をしてそのまま荷物を持って自宅まで走って帰り洗濯機に服を放り込みシャワーを浴びた…

明日は美容院を予約しているので夕方買い物に行った時にコンビニでお金を下ろしてマンションに入ると桜が居た…

昴「あれ?桜?どうした?」

桜「あっ!昴君…この前来た時に…」

桜は持っていたバックからUSBメモリが入っているケースを出して昴に渡す…

桜「今日…掃除してたら落ちてて…丁度行くところあったから帰りに届けに来たの…」

昴「ああ…これ…桜のところにあったのかぁ…わざわざありがとうな?少し上がって行くか?」

そう言って桜を連れて部屋に入って桜に…

昴「晩飯作るからさ?食べて行けよ?まぁパスタとサラダだけど…」

桜「…うん…頂きます…」

15分ほどで出来たペペロンチーノを桜の前に出して向かいに座って真ん中にサラダを置く…
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