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第5章 誕生日と夏休み

雅司と昴は苦笑する…隣に居た桜は…

桜「海…三年ぶりだよ…」

雅司「とりあえず荷物置いたら海行ってみよう…」

それぞれ別の部屋で着替えて上に軽く上着を羽織り桜達を待つ…
出て来た2人を連れて道路を渡って階段を降りる…

砂浜にはそう多くない人数がいるがそれでも他のところより格段に人が少ない昴達がパラソルを立てている間2人が海に向かって行く。

雅司「俺達は置いてけぼりかよ…」

昴「さっさと立てて行こうぜ？」

昴達も上着を脱いで海に入って行き2人のところに…純子がそれに気づいてこちらを見て目を大きく見開く…

桜「純子ちゃん？どうしたの？」

純子「えっ？あっ…昴君って凄い身体してるんだ…びっくりしちゃった…」

雅司「純子…何昴に見惚れてるんだよ？」

少し拗ねたような、怒っているような声で言う…

昴は苦笑して桜に

昴「…やっぱりその水着似合ってるな？」

桜「…えへへ…ちょっと恥ずかしいけど…」

そんな事を言っている桜も昴に見惚れている…昴が桜の手を引いて海の中に連れて入って行く…それを見て居た雅司達も…

4人は夕方まで遊び雅司と昴はしっかり日焼けして桜達はそう日焼けはして居ない…

民宿でシャワーを浴びて夕食は昴達の部屋で食べた…

夜は純子と雅司が買って来た花火で楽しみその日は皆すぐに疲れて寝てしまった…

翌日も午前中は遊び昴の運転で帰路に着いた…桜を最初に降ろし昴が次に雅司と運転を交代して降りる…

八月に入って少ししてサークルでバーベキューをする為、山に皆で来て居た…

昴と雅司は彼女も連れて…他にも彼女がいる人が2人居た。

3台の車で川辺でバーベキューをして川に飛び込んで遊んだ…

帰ったあとはすぐお盆だったので昴は実家に帰って祖父母の所に1週間ほどいた…

祖母「昴は…彼女とかは居るの？」

そう聞かれて

昴「うん…居るよ？なんで？」

それを聞いて居た母が…

母「あんた…そんな事一言も言わないじゃない！」

昴「…えっ？別に聞かれないし…」

今度連れて来いと母が何故かウキウキしてそう言うのを曖昧に返事してそこを離れた…

祖父母のところから直接マンションに戻ると言って両親に途中で降ろして貰った…