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昴の大学生活
第10章 冬休み
俊哉「桜ちゃんに引っ越して貰えばいいだろう?そっちで部屋探してな…不足分は纏めて昴が出せば良いだろう?一度相談して見れば?」

昴「!!……聞いて見ます…」

確かにそれはいい方法だけど…問題もある…どうしたものかと考えながら最近の近況報告も兼ねて俊哉と多岐に渡って話をして俊哉と別れ大学を後にした…

夜、桜の大学付近のマンションを検索して見ればこちらよりも思う物件が少しある…

祝日の今日桜は女子会だと言っていたので昨日の夜にはマンションに送って行った…

昴「もしもし?うん…俺…母さん達に少し話しがあるからそっちには行くから…えっ…いや車で行く…明日大学もあるし夜帰るよ…」

実家の母にそう電話して昴はすぐレンタカーで実家に帰ると両親共に在宅していた…

昴は2人に少し話しがあるとリビングに居た2人にそう言って向かいのソファーに腰を降ろした…

父「…なんだ?急に?」

昴「うん…実は大学でサークルに入っているんだけど…」

昴は入った経緯から順を追って説明してPCでコピーした物をテーブルに置いて…

昴「…で今はこれだけの利益がある…去年も桁は違うけどあって先輩達に手伝って貰って申告はしたんだ…」

父がその収支報告を見て…

父「…内容は良く分からないが残高が……話は分かった…でこれを私達に見せてどうしたいんだ?」

昴「?あれ?怒らないの?てっきり…」

父「…こうしてもうあるものに今更文句を言う気はない…大学の単位も文句の付けようもないからな…それで?」

昴「うん…お世話になっている先輩に相談してまず父さん達に報告する事が一つ…それを踏まえて今の金額だと個人では色々支障があるから法人化しようと思っている…勿論大学側も問題無くて…先輩達の話だと就職するなら法人化しても就職先によっては法人を閉めないと行けないらしいけど…」

昴「このサークルで色々勉強もして出来れば銀行か証券会社に就職したいと思っているんだ…それも先輩に話たけど普通の会社とは違ってこうゆう物は大きなプラスになるって聞いた…だからまず法人化する許可が欲しい…」

父「……どうして私達に報告をする前にやらない?」

昴「…今、父さん達が用意して住ませて貰ってるマンションの管理会社に登記しても大丈夫かどうかも含めて俺だけじゃ決められない…それと…」


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