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昴の大学生活
第10章 冬休み
その日はそう言う話をしていた事もあり昴が明日朝の講義があるからと帰った…

普段はフェラと昴が軽く桜をイカせてそのまま泊まる事が多かったが翌日の予定でこうなった…

その翌日の夜に父親からこのマンションで登記手続きをしても良いが昴がここを出て行く時は先に登記先を変更して書類提出するよう言われた…

昴「父さん…ありがとう…うん…あっ…母さんに29日に少しだけ彼女連れて行くって言って置いて…うん…じゃあ」

大学の講義が終わりすぐサークルに顔を出すと雅司が…

雅司「昴…法人化するって?」

昴「ああ…1500万超えたし親にも許可取ったよ…今その事でな…」

雅司「…スゲ〜調子良いな?俺はまだ800〜900うろちょろしてるってのに…」

蓮「はははっ!雅司が普通なんだよ…大台乗せるのはちょっと簡単には行かない…どうしても欲が出るからな…勝率も低くなるし…」

雅司「そうなんですよね?あと50万だって思って売買すればボロ負け…判断誤って…今月もう二回それで失敗しましたよ…」

昴「俺はラッキーだったのさ…この間俊哉さんにも会った時も普通はそうだって言ってた…俺は大金が欲しいわけじゃないから…そう言ったら冷静さを失わないのが勝因だろうって…」

雅司「??もしかしてお前…ずっと続ける気がないのか?」

昴「ああ…その事も俊哉さんに聞いたら色々教えてくれたし…一応大学のサークル活動だし…この環境化で初めて得られる利益だと思っているからな…1人で今の大金を動かすメンタルはない…無くすつもりなら出来るだろうけど…在学中に稼げるだけ稼いで卒業と同時に辞めるさ…」

雅司「勿体ない…折角そんなに上手くいってるのに…まぁ…俺も今のところこれで食える自信はないから就職するけど…辞めなくていい環境なら今の資金で続けるつもりだ…」

蓮「みんな大抵お前たちと同じだよ…一部の人間だけだ…自分で会社立ち上げて事業化する人はめちゃくちゃ難しいし間違えれば文無しのフリーターって博打だからな…」

昴は頷き蓮と三年の先輩達を交えて今後必要になる手続きなど詳しく詳細を教えてもらいそれを横で雅司も聞いていた…3日ほどそう言う日が続き明日は冬休み前の最後の土日…
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