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昴の大学生活
第10章 冬休み
昴は桜にクリスマスや部屋の件を話す1ヶ月前から既にクリスマスの予定を立てていた…桜に要望を確認すると案の定昴に任せると言う返事だった…

クリスマスとイブの2日をペンションで過ごす事にした…朝食は専用ボックスに入れてくれ昼食は弁当が温かいままで届く…夕食もディナー形式でボックスに用意してくれオプションで様々な内容を凝らしたものが用意してある…

昴的にも誰にも邪魔されず桜を抱けてそこから一歩も出なくて済む…そして桜が喜ぶ物の一石二鳥が可能なペンションだった…

昴はクリスマスプレゼントを2つ桜に用意するため先輩が経営しているスタイリスト事務所に連絡してプレゼントの一つをお願いした。

もう一つは昴自身で買いに出かけ2つが揃った後ペンションに郵送で送って置いた…

そんな段取りに並行して法人化する用意が出来て法務局に書類を先輩から紹介してもらった弁護士に残りの手続きを一任して支払いなど全て済ませて2月から始まる確定申告も一緒にお願いして同時に顧問弁護士になって貰った…先輩達数人も同じ弁護士だった事もあって普通より断然割安だった…昴は一応調べていたが蓮が紹介してくれたおかげで短い期間にも関わらず引き受けてくれ他の弁護士達とは桁が一つ少ない金額で引き受けてくれ…法人を閉める時も確定申告も全て請け負ってくれるらしい…

サークルでその報告を済ませて昴は未だチャートを確認して居る雅司に…

昴「雅司は休みどうするんだ?」

雅司「クリスマスは純子を連れて夢の国だよ…夏休み中に予約した…2日間ずっと…まだ内緒だけどな?」

昴「へぇ…俺も桜連れて行ったけど夕方から凄い人混みだったぜ?まあクリスマスじゃないけど…クリスマスならもっと凄いんじゃねぇ?」

雅司「……だろうな?まぁずっと行きたいって言ってたしな…資金もあるから…連れて行ってやる事にした…お前たちは?」

昴「ゆっくりしたいからペンションに行こうと思ってる…当然桜は知らない…」

雅司「そうなんだ?もしよかったら教えてくれよ?来年連れて行くから…」

昴「OK…そう言えば和也と圭司はどうするか知ってるか?」

雅司「圭司は知らないけど和也は水族館とイルミネーション見に行くって言ってたぜ?」
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