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昴の大学生活
第19章 新生活と結婚
レンタル衣装だったのでパーティーはドレスに着替えてしまい残念だったが…

教会は古くからあるステンドグラスが神秘的な教会でここでの式をする為の手続きをほぼ昴が手配した…

雅司はその礼だと言って泊まるホテルのスイートを昴達に譲ってホテル代もほぼ雅司が賄った。

和也と綾にはそれぞれ2人で半分づつ出して出席させ先輩達は言わずもがな自腹で来て昴達を冷やかし祝い翌日早々に帰った…

真菜とその旦那さんと子供も一緒に来て昴達4人揃ってお礼の挨拶を真っ先にした。

来てくれた両親を含めて皆を見送り…

桜「もう1泊するの?」

昴「ああ…雅司がお礼だって自分達のスイートをくれたからさ…勿体ないから…少し街を見て歩く?治安とかは日本とは違うから絶対1人はダメだけど…夜も…」

桜は凄い喜んだ…空港からタクシーで観光に出かけて夕方調べたレストランで夕食を食べてその部屋に入る…

流石イギリスの一流ホテルのスイート…桜がキラキラして部屋を見て周り昴はそれに付き合って…

桜とソファーに戻って座る前に桜を引き寄せて軽くキスして…

昴「指輪はまた九月にし直すけどこのままでいる?」

桜「…うん!昴もずっとしてて?」

昴「クスクス…了解…これあると助かるから…」

桜「……」

昴「…まだ心配してる?」

桜「…うっ…だって…」

昴「心配無いから入社当日に公表したし社内ではそんな面倒はないよ…疑ってる奴に止め刺すのに…な?」

桜「…うん…」

昴「それよりも…ドレススゲ〜やばかった…明日は飛行機の中だから…」

そう言って桜を抱き上げ早々にベットに押し倒した…当然の如く環境の違いで2人は絡み合い昨日酔って出来なかった分もと…昴は桜を悶絶させ久々に失神させた…

翌日昼前まで桜を休ませて夕方の飛行機で帰国した…

会社には友人の結婚式がイギリスであるからと休みを貰った…まだ役に立つ訳では無いからすぐ許可をもらえ助かったが出勤して部署の先輩達にお礼とお土産を渡した…

因みに桜は飛行機の中でもぐっすり寝て過ごす事になった…

そして2人の結婚式がもう1ヶ月を切った夏に…

昴が帰って桜が用意してくれた夕食を食べていると…

桜「純子ちゃん…子供出来たって言ってたよ?」

昴「クスクス…知ってる…雅司から迷惑メールとLINEと電話が来た…」


桜「!ええっ?何それ?クスクス…」
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