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昴の大学生活
第20章 結婚式とハネムーン
パーティーは披露宴とは違って自由度が高いので昴は後日開催して桜を堪能するつもり満々だった…

それもダメになって昴はハネムーンを当日の最終便で行こうと手配したがそれも無理で結局明日の夕方からになってしまいこの3日昴は桜を全く抱いて無い…

パーティーで酔えば今日も無理で最悪明日の夜までお預けになる…無駄とは思いながら2人にそう言ってみたが…

雅司「??ってそれ無理じゃね?純子は当然飲まないし…周りがお前含めて飲まされるのは確実だぜ?」

和也「はははっ!まぁ…昴は特にやられるかもな?」

昴「……やっぱりそうなるよなぁ…だからパーティーは後で良かったのに…面倒くさい…」

不機嫌にそう呟く昴が珍しいので2人は顔を見合わせた。

この2人はまさかただの欲求不満だとは思って居ない…

雅司「…まぁ…やり過ぎがないようにしてやるから…」

そう言って昴を慰めてくれる…

その後俊哉と蓮も顔を出して祝いを送るからとマンションの住所を確認された…父が入って来て部屋にいたメンバーが挨拶して時間だと部屋から出て行く…

父「桜ちゃん凄く綺麗だったぞ?」

昴「父さんは見たんだ?俺まだ一回も見て無い…それよりも…サムシングフォー揃えてくれた?」

父「ああ…本人は気が付いてないかもな…クス…しかしお前…良くそんな事知ってたな?」

昴「クスクス…読んでた本の受け売りだよ…実際のものか調べたのは最近だけど…」

ヨーロッパに伝わる古くからの風習で新しい物を1つ古いものを1つ誰かから借りたものを1つ青い物を1つ花嫁が身に着けていると幸せになると言う…

昴は予めそうなるよう雅司から純子に一つ何か式の時に貸してやってくれるようお願いしてあった…これが借りた物…新しいものはドレス…古いものは向こうのお母さんが結婚式に使っていた物…最後の青い物は母にお願いして桜に身に着けるようお願いした…

桜の両親と自分の親が揃った時に桜には内緒でお願いしたら心良く引き受けてくれ純子は言わずもがなだった…

式は神前も考えた…一度イギリスでやったから違うのもいいかも知れないと…しかし衣服がどうしてもレンタルになる購入出来ない事はないが管理が凄く面倒でめちゃくちゃ高額だった…
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