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第21章 卒業…妊娠、出産

仕事の引き継ぎで一度出勤することになっている…外資の一流企業だけあってこうゆう時は日本より大幅に進んでいて育児休憩は当然の事で妊娠した時にはもうその手続きをしておくよう上司から言われていて引き継ぎの一日を除いて向こう3ヶ月の休憩になる…半年と1年もあるが男は基本半年までの期間を本人の希望で決めていい事になっているが昴は予め桜との話合いで1番短い時間選択をした。

桜が目を覚まして赤ちゃんを連れて入って来た看護師に説明を受けて桜は初めての授乳をさせながら凄い綺麗で思わず見惚れるほどその姿は綺麗だった。

その桜が…

桜「…昴に凄い似てるね？」

そう言って赤ちゃんから昴に顔を向けてそう言う…

昴「…クス…マジ？」

そう言って覗き込むと桜の乳首を一生懸命吸う赤ちゃんを見る…

昴「…うう…や、やばい…めちゃくちゃ可愛い…桜に似てない？」

桜「え〜…どう見ても昴似だよ…」

昴「名前…決めたので良い？」

桜「うん！顔を見て凄くいいって思う…」

性別を聞いた後昴が幾つかの候補を出して桜と2人で決めた…

昴「じゃあ…陽葵（ひまり）…宜しくな？」

昴は桜に抱かれた陽葵にそう言うと…

桜「陽葵…パパに抱っこしてもらって？」

そう言って昴に抱くように言うので怖々と習った通りに抱っこするとめちゃくちゃ可愛い笑顔を向けて来る…

昴「うっ…か、可愛いすぎ…」

しばらく昴は抱っこしたまま離さないでいたら…気持ち良さそうに寝てしまう…

小さな声で…

昴「クス…寝ちゃった…」

それを桜が覗き込みクスリと笑い昴がそっとベットに降ろしたら…

陽葵「オギャーオギャー」

昴「あっ…」

昴が慌てもう一度抱っこしたらすぐ大人しくなった…

桜「クスクス…昴の腕の中がいい見たい…」

昴「…どうしよう？」

桜「クス…しばらく抱っこしてたら？」

昴は少し考えそのままゆっくり椅子に座る…

桜もまだ疲れがある為しばらくして看護師が赤ちゃんを預かって行った…結局ずっと抱っこしていた。

昴は夕食まで桜の部屋にいたが一度帰る…

そこでようやく昴は雅司達に生まれた事を知らせた…

桜と陽葵は一週間は病院なのでその間に引き継ぎを済ませられる…生まれる前に衣服などはほぼ買う必要がないほど両方の両親や周りが持って来たりした…