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blossom
第6章 Love5:入れない男
ボタンが全て外されても、ゆったりたとしたシャツワンピースに隠れている部分は多く、恥ずかしさはそこまでではなかった。

外からの爽やかな風がスカートを膨らませると、下着が露わになり、恥ずかしさと見てもらえた嬉しさが一気に込み上げる。

「いいですね」

肩からシャツが脱がされ、ほとんど裸のような下着姿になる。

「さくらさん、こちらに」

手を引かれた先には大きな三人がけくらいのソファだった。この部屋にはベッドがなく、一番それらしい場所ではあった。


並んで座った冴島さんに抱き寄せられ、耳に唇が触れた。
「ここには誰もきません
たくさん声を聞かせてください」

舌を弾きあって、始まりの合図を送る。レース越しに優しく胸を揉まれると、その擦れる感触に先端が早々と硬さを増してしまう。

「かわいらしい乳首ですね…」

冴島さんの頭はどんどんと下がっていき、おへそのリボンを口で咥えた。
スルッとリボンは解けてしまう。

お腹にチュッチュッと音を立てて吸いつかれて、擽ったさを覚える。しかし、ツーッと舌先で円を描かれると、簡単にスイッチが切り替わり、腰がピクンと震えてしまうのだった。

「白い肌…本当に綺麗だ。滑らかで…」

自分でもしっとりと湿り始めたのが分かった。
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