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第6章 Love５：入れない男

出産して色の濃くなった乳首は、色が少しずつ薄まって元の色に近づいてきていた。
その色が肌の白さとの対比で、とてもセクシーだと冴島さんに言って貰えた。

ニュプンと歯を掠めながら吸い込まれる感触が、ジーンと身体の中まで響くと、触られてもいないところが、欲しがってプチュウッ…と鳴いてしまう。

「最近ご主人とセックスしましたか？」

「えっ？！」

「なんとなく…そんな気がして…」

（正直に言うべき？でも…言ったら…）
言葉が見つからず唇を噛んだ仕草から察したのかもしれない。

「もしかしてご主人以外の誰か…ですか？」

すぅっと鼻から息を飲みこんだ。
（あぁ…冴島さんに知られてしまう…）

「さくらさん…あなたはなんて人だ…」
両足を持ち上げられ、後ろに倒れてしまう。恥ずかしいところがそのまま開かれる。

「胸が…痛いほどに苦しいですよ…」

熟れた果実にむしゃぶりつくような音を鳴らしながら、冴島さんの舌が私を舐めつくす。

私の反応をゆっくり楽しみながらだったこれまでとは違う、本能に任せたようなそんな雰囲気だ。クリトリスばかりを責められ、すぐにイカされてしまう。

私の体の反応で察してくれたのだろう。舌の動きが止まった。