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blossom
第7章 Love6:終わらない男
「桂木さん…あのっ…最後まで…すか?」

(最後…つまり射精までってこと…?)

考えていなかった。
(どうしよう……でも…見てみたい)

「そうだよ、最後までちゃんと」

「分かり…ました」

単調な手な動きも見飽きてきた頃、佐野くんの呼吸が一段と荒くなってきた。

「ね、もう出そうなの?」

「はい…もう…そろそろ…」

「その指でピコピコしてるの、何?」

「こ、これは…塞ぐと中が吸い付いて…」

「へぇ、やらせて」

マトリョーシカを佐野くんの手の代わりに前後させる。なるほど、先の穴を塞ぐと確かに吸いついてる感じがする。

「ぁっ…やばいっす…ちょ…」

「出ちゃう?ねぇ、出そう?」

「はぁっ…はいっ……あ…」

「だめー」
手を止めて、射精への階段を上らせない。

「はぁ……はい……」

佐野くんの息が落ち着いてきたらまた再開する。

「じゃ、もう一回ね」
ニュプッ…ニュプッ…

何度か繰り返していると、そのスパンが短くなってきたのが顕著に分かる。

「ね、ここ、舐めて」

ショーツを脱いで佐野くん顔に跨る。冴島さんの時とは反対を向いて、マトリョーシカで遊びなから舐めてもらうようにした。

めちゃくちゃに舐め回されて、あまり気持ちが良くなかった。興味がそこになかったせいかもしれない。
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