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blossom
第7章 Love6:終わらない男
「オレ、頑張りますからっ」
大きな手で胸を掴むと優しく揉み始める。唇をつけて赤ちゃんのように吸いつく。
上目遣いで見られても、首を横に振るしかできない。だって気分が乗らないんだもの。
ちゅっ…ちゅっ…あちこちを吸って、私の嬉しそうな声を待っているのだろう。もちろんあの大きなものが抜き差しされれば、物理的にも声が出てしまう。でも、そこに喜びがあるかどうかはきっと佐野くんにだって分かるのだろう。
「どうして…桂木さん…」
私の中に挿したまま、私を抱きしめる。
「佐野くん…他と私を比べたでしょ?」
(マトリョーシカよりはいいなんて、やっぱり失礼じゃない?)
「あの子とは、そう言うんじゃなくてっ」
「あの子?って?」
「え?桂木さん…知って…」
「なるほどね、アレだけじゃなくて他にも比較対象がいたわけね」
身体を押し退けようとしても、そう簡単には動かない。
「ちょっと、待って、本当に」
どかそうとする私の手首を掴むと、軽々とまた抱きすくめられてしまう。
「もうやめて、本当に」
私の冷静な声を聞いて、佐野くんは分かってくれると思ったけれど、実際はそうはいかなかった。
首、胸、肩と、届く範囲の全てに吸い付いて、キスマークをつけていく。
「やめてっ!嫌っ!やだっ!」
両手を掴まれてしまっては、対抗する術は何一つなかった。
大きな手で胸を掴むと優しく揉み始める。唇をつけて赤ちゃんのように吸いつく。
上目遣いで見られても、首を横に振るしかできない。だって気分が乗らないんだもの。
ちゅっ…ちゅっ…あちこちを吸って、私の嬉しそうな声を待っているのだろう。もちろんあの大きなものが抜き差しされれば、物理的にも声が出てしまう。でも、そこに喜びがあるかどうかはきっと佐野くんにだって分かるのだろう。
「どうして…桂木さん…」
私の中に挿したまま、私を抱きしめる。
「佐野くん…他と私を比べたでしょ?」
(マトリョーシカよりはいいなんて、やっぱり失礼じゃない?)
「あの子とは、そう言うんじゃなくてっ」
「あの子?って?」
「え?桂木さん…知って…」
「なるほどね、アレだけじゃなくて他にも比較対象がいたわけね」
身体を押し退けようとしても、そう簡単には動かない。
「ちょっと、待って、本当に」
どかそうとする私の手首を掴むと、軽々とまた抱きすくめられてしまう。
「もうやめて、本当に」
私の冷静な声を聞いて、佐野くんは分かってくれると思ったけれど、実際はそうはいかなかった。
首、胸、肩と、届く範囲の全てに吸い付いて、キスマークをつけていく。
「やめてっ!嫌っ!やだっ!」
両手を掴まれてしまっては、対抗する術は何一つなかった。