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blossom
第11章 Love10:そそる男
(また、夫に誘われるのだろうか…)
くるりと背を向けられ、いつも通りの景色に戻る。夫の背中を見つめながら、考えを巡らせる。
(私のことを疑ってるのは確か)
(この三日間で行動を起こすと思ってた?)
(探偵でもつけられてたりしたらどうしよう…)
(拓人さん…あなたは何を考えてるの?)
「ねぇパパ?」
呼びかけても反応はなかった。
もう10年以上も一番近くにいるのに、一番分からない。
子供たちの夏休みが終わるまでもう少し。
時々、シャワーで一瞬の快感を楽しみながら、Honeysと家との往復をして過ごした。
その後、冴島さんと連絡を取ることはないまま迎えた、始業式の朝。半日で帰ってくるとは言え、あの時以来の一人の時間だ。
ソファに座り、カウンセラーにメッセージを送るも、反応がない。仕事かな?
引き出しの奥にしまってある、ピンクのレースを取り出して身体に当ててみる。
(もう少ししたらまた冴島さんに会える?)
姿見の中の私は嬉しそうに微笑んでいた。
スカートに手を入れて、自分の指で秘密の場所に触れてみる。
微かな痺れ…でも、続ける気にはならなかった。
シャワーをクリトリスに当てると僅かな時間でイケるのだ。あの痴漢がしたように指で開いて剥き出しにすると、更に短い時間で簡単に絶頂感を味わえる。
ジーンジーンとつま先までこだまのように響く快感。でも、一瞬で得た快感は、一瞬で過ぎ去る気がする。
くるりと背を向けられ、いつも通りの景色に戻る。夫の背中を見つめながら、考えを巡らせる。
(私のことを疑ってるのは確か)
(この三日間で行動を起こすと思ってた?)
(探偵でもつけられてたりしたらどうしよう…)
(拓人さん…あなたは何を考えてるの?)
「ねぇパパ?」
呼びかけても反応はなかった。
もう10年以上も一番近くにいるのに、一番分からない。
子供たちの夏休みが終わるまでもう少し。
時々、シャワーで一瞬の快感を楽しみながら、Honeysと家との往復をして過ごした。
その後、冴島さんと連絡を取ることはないまま迎えた、始業式の朝。半日で帰ってくるとは言え、あの時以来の一人の時間だ。
ソファに座り、カウンセラーにメッセージを送るも、反応がない。仕事かな?
引き出しの奥にしまってある、ピンクのレースを取り出して身体に当ててみる。
(もう少ししたらまた冴島さんに会える?)
姿見の中の私は嬉しそうに微笑んでいた。
スカートに手を入れて、自分の指で秘密の場所に触れてみる。
微かな痺れ…でも、続ける気にはならなかった。
シャワーをクリトリスに当てると僅かな時間でイケるのだ。あの痴漢がしたように指で開いて剥き出しにすると、更に短い時間で簡単に絶頂感を味わえる。
ジーンジーンとつま先までこだまのように響く快感。でも、一瞬で得た快感は、一瞬で過ぎ去る気がする。