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blossom
第12章 Love11:共有する男
「かわいいね」
右側の耳元で誰かが囁きながら舐める。
「ぁあ…っぁ…ぁ……ぁぁ…」
我慢できずに出てしまう声も、私には聞こえてこない。緩んだ口元から唾液が零れそうになるけれど、喘ぎが止まらずに口を閉じることができなかった。
「感じやすいんだね」
別の男の人の声。
舌が耳から離れると、肩先を吸われる。
「んっ…ぁあ……っふん…」
すぐに口を開けてしまうので、キスをしていられない。零れかけていた唾液をキスしていた舌が舐めとった。やっぱり冴島さんだったと、感触で分かる。
誰かに腕を持ち上げられ頭の後ろで指を組まされる。
「汗かいてるね」
脇の下を誰かの舌が滑った。
「ぁぁ…恥ずかしい…」
「本当だ。緊張してるのかな?」
クンクンと鼻をつけて匂いを嗅がれる。
頭の後ろで組んでいる手にキスをされたと思ったら、小指が誰かの口の中に入った。
「はぁぁんっ」
フリーになった私の口からは大きな声が出てしまう。
「こっちはどうかな~」
声の主は、胸の谷間の匂いを嗅いだ後、体のラインを撫でながら下に降りていった。
「いいね、もうジュクジュクしてるでしょ?」
鼻先を股に押し込まれそうになって、太ももをぎゅっと閉じた。そんなことすぐにバレてしまうのに…。
右側の耳元で誰かが囁きながら舐める。
「ぁあ…っぁ…ぁ……ぁぁ…」
我慢できずに出てしまう声も、私には聞こえてこない。緩んだ口元から唾液が零れそうになるけれど、喘ぎが止まらずに口を閉じることができなかった。
「感じやすいんだね」
別の男の人の声。
舌が耳から離れると、肩先を吸われる。
「んっ…ぁあ……っふん…」
すぐに口を開けてしまうので、キスをしていられない。零れかけていた唾液をキスしていた舌が舐めとった。やっぱり冴島さんだったと、感触で分かる。
誰かに腕を持ち上げられ頭の後ろで指を組まされる。
「汗かいてるね」
脇の下を誰かの舌が滑った。
「ぁぁ…恥ずかしい…」
「本当だ。緊張してるのかな?」
クンクンと鼻をつけて匂いを嗅がれる。
頭の後ろで組んでいる手にキスをされたと思ったら、小指が誰かの口の中に入った。
「はぁぁんっ」
フリーになった私の口からは大きな声が出てしまう。
「こっちはどうかな~」
声の主は、胸の谷間の匂いを嗅いだ後、体のラインを撫でながら下に降りていった。
「いいね、もうジュクジュクしてるでしょ?」
鼻先を股に押し込まれそうになって、太ももをぎゅっと閉じた。そんなことすぐにバレてしまうのに…。