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blossom
第12章 Love11:共有する男
「良かったくせにぃー」
確かに気持ち良かった。けれど、そんなところに指を入れられて気持ちよくなってしまうなんて、あってはいけないことだ。
「お尻の中キレイにする?セット持ってるよ?」
「セット?」
押さえていた手の力が緩むと、若い男はチュパッと音を立てて小指を吸った。
「浣腸」
「全然かっこよくないからな、言ってること」
おじさんにつっこまれて三人で笑っていたけれど、私だけついていけなかった。
「さて、じゃあ行こうか、ジャグジー」
仕切り直すようにおじさんが手を打った。
冴島さんは私が起き上がるのを支えるように傍にいてくれた。確かに私の膝は、ガクガクと言うことを聞かなかった。
初めに私がジャグジーに入る。
ゴーッという音を立てて、お湯が泡立っていた。
「ふぅぅ…」
温かさにホッとするのも束の間、冴島さんたちも服を脱いで中に入ってきた。
男性三人が裸で近づいてくると、目のやり場に困る。
「自己紹介でもしようか?」
目の前に座ったおじさんが会話のきっかけを作ってくれた。
「僕はね、吉田。よっしーって呼んでくれればいいよ。たかちゃんとは五年?六年?になるかな?」
「幸貴(ユキタカ)で、たかちゃん」
冴島さんが自分のことを指さした。
確かに気持ち良かった。けれど、そんなところに指を入れられて気持ちよくなってしまうなんて、あってはいけないことだ。
「お尻の中キレイにする?セット持ってるよ?」
「セット?」
押さえていた手の力が緩むと、若い男はチュパッと音を立てて小指を吸った。
「浣腸」
「全然かっこよくないからな、言ってること」
おじさんにつっこまれて三人で笑っていたけれど、私だけついていけなかった。
「さて、じゃあ行こうか、ジャグジー」
仕切り直すようにおじさんが手を打った。
冴島さんは私が起き上がるのを支えるように傍にいてくれた。確かに私の膝は、ガクガクと言うことを聞かなかった。
初めに私がジャグジーに入る。
ゴーッという音を立てて、お湯が泡立っていた。
「ふぅぅ…」
温かさにホッとするのも束の間、冴島さんたちも服を脱いで中に入ってきた。
男性三人が裸で近づいてくると、目のやり場に困る。
「自己紹介でもしようか?」
目の前に座ったおじさんが会話のきっかけを作ってくれた。
「僕はね、吉田。よっしーって呼んでくれればいいよ。たかちゃんとは五年?六年?になるかな?」
「幸貴(ユキタカ)で、たかちゃん」
冴島さんが自分のことを指さした。