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blossom
第12章 Love11:共有する男
「だめっ……できな…ガマン………」

「だめだよ、我慢。さくちゃん、まだダメ。」

「はぅんっ……んはぁっ…だめっ…も…」

「10数えるまで我慢して。いくよ?
1…2…3…4…」

「はぁっ……はぁ……ふぅんっ………」

「エラいね。5…6…7…」

「イッちゃ…ふぅっ…んんっ…イッちゃう」

「イクとき、ちゃんと教えてくれるんだね」
乳首を強く抓られて、限界はすぐそこまで来ていた。

「8…………9……………」

ショウタは、なかなか10と言ってくれない。

(もう限界…イッちゃう…だめ…)

「イケ」
耳たぶを噛みながらそう言ったショウタの言葉に身体がビクンッと震えた。

「ッックゥゥゥゥッッ……………!!!」

水面から身体を出すように、大きく身体を反らせながら絶頂に達したのだった。


「はぁ………はぁっ……はぁ………」

無意識に冴島さんの口に押し付けながらも、その余韻から抜け出せずにいた。


私の口はショウタに塞がれる。

冴島さんはキスの代わりに私の中に深く深く舌を差し込んだ。




「次はベッドかな?」

吉田さんの言葉に反応した私の身体は、その冴島さんの舌にムニュッとしがみついてしまうのだった。
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