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blossom
第12章 Love11:共有する男
「たかさんがいないうちにマンコ舐めていい?」

冴島さんが席を立った隙に、ショウタがまた軽口をたたいてテーブルの下に潜りかける。

「ダメだってば!」

「じゃ、強くするのは?」

「ちょっとだけなら…」

「じゃ、こっち来て」

ショウタの椅子の横に立つと、スカートの中に手が入る。見られていないかキョロキョロしても、人の少なくなった店内はそれぞれがそれぞれの空間を楽しんでいた。

「さくちゃん、エロい匂いするよ」

「どれどれ」
吉田さんは床にしゃがむふりをしてスカートの中の匂いをわざとらしく嗅ぐ。

「どうしたの?」

戻った冴島さんは何となく事態を把握したようだ。
「部屋に戻りますか?それとも…」

「それとも何?」
(他に…何かすることがあるの?)
ショウタと同意見だった。

「散歩…とかね」

「いいねぇ、また新しい扉開けちゃおうよ」

チェックを済ませて、エレベーターで下まで降りる間も三人はそれぞれの指で私の身体に触れてくる。

「もう一個入れちゃわない?」

「入らないよ!ダメだってば」

「ダメなら諦めるよ」
ショウタがポケットから出したローターの先に唾をつけて私のスカートの中に入れた。

もう既に潤滑油を垂れ流しているそこは、唾液の助けがなくても簡単に受け入れられそうだった。
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