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blossom
第13章 Love12:愛する男
「そうだよ…誰にも渡したくないって、俺のだって思ったよ。今も思ってる。」

キスが段々と上にあがってきて、おへその横をチュッと吸われる。
「さくらさんを知る全ての男に嫉妬してる」

「私のこと一番知ってるの冴島さんだから…」
冴島さんの頭を撫でる。

徐々に唇が胸に近づいてくると、もう座ってはいられなくなり、ベッドに背中が着いた。

「このかわいい乳首、誰にも吸わせないで」

チュポッと音を立てながら乳首に吸いつく。でも片手は、さっきまで舌が触れていた場所を優しく撫でている。

もっと強く触って欲しい…
ピンポイントに刺激して欲しい…

表面をただ撫でるだけじゃ、足りないの…


欲しくて欲しくて、冴島さんの目を見つめてしまう。

「はぁ…かわいすぎて死にそう」

ムズムズとする身体に我慢できなくて、冴島さんにしがみつこうとしてしまう。

「ふぅんっ…はぁ…なんかもぉ…ダメになる…」


「腰がうごいて…すごくセクシー」

「言わないで…そんなこと」


「乳首もすごく硬くなって、ほら…」
五本の指で順に弾かれて、仰け反る程に感じてしまった。

「どうしよぅ…っんはぁっ…また…」

痛いくらいに立っている乳首を冴島さんの唇が挟むと、知っている電気信号が身体に流れ始める。


「ぁぁ……も…すぐ……ゃ…ぁ…あぁ…」


微かだった信号があっという間に近づいてくる。
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